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【マヤ暦 用語集(5)】マヤ暦占星術の源泉、もっとも神聖な暦「ツォルキン」

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マヤ暦占星術の源泉、もっとも神聖な暦「ツォルキン」

 

このシリーズでは、「マヤ暦占星術」をもっと知りたい!というあなたのために、

ぜひ覚えてほしい重要な用語を1つ1つ詳しく解説しています。

 

前回の第4回は、260のソウルナンバー・KINの中でも強力なエネルギーを持つ

「黒KIN」について解説しました。

 

■【マヤ暦用語集(4)】「黒KIN(キン)」とはなにか?強運のパワーを持つ特別な数字

【マヤ暦 用語集(4)】「黒KIN(キン)」とはなにか?強運のパワーを持つ特別な数字

 

第5回目の今回は、マヤ暦占星術の源泉ともいえる、

マヤのもっとも神聖な暦「ツォルキン」について解説します。

 

ツォルキン(神聖暦)とは

 

古代、中南米を中心に2000年以上も続いた「マヤ文明」。

 

高度な天文学や洗練された数学、

農業や建設などの技術を用いて文明社会を営んできたマヤの重要な暦が「ツォルキン」です。

 

マヤ文明では複数の暦が使用されていましたが、その中でツォルキンは神官たちが使っていた暦で、

別名「神聖暦(13日X20サイクル)」と呼ばれています。

 

かつての古代文明の多くがそうであったように、マヤ文明でも、

祭祀を司り宗教儀式に関わる神官は階層の中でも王に続く高い身分にあたりました。

 

神官達は、ツォルキンを使って、政治を司ったり未来を予知したり、

祀りごとや占星術を行っていたのです。

 

そしてこのツォルキンこそが、宇宙の周期を表すものであり、

また私たちの人生を導いてくれる羅針盤とも言えるものなのです。

 

現在でもマヤの子孫と呼ばれる人たちやメソアメリカ地域では、

260日のツォルキン暦を使用している部族もいるそうです。

 

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ツォルキンの重要な数字は13・20・260

 

古代マヤの人々は、1年を260日周期としていたわけですが、

実はこの260という数字にも深い意味が秘められています。

 

260日の周期は、13日×20回というサイクルで構成されています。

 

まずは、13という数字を見てみましょう。

 

現在欧米や日本では、13というと「13日の金曜日」などの映画もあるように、

不吉な数字だと思われていることが多いですよね。

 

原初、人間が両手の指と左右の足で数を数えると12が最高の数であり、

それを超える13は未知の数のため恐れられた…とか、

キリスト教国ではイエス・キリストを裏切ったユダが

最後の晩餐で13番目の席についていたから…など、13が忌み嫌われる理由は諸説あります。

 

しかし、マヤ人は天上には13の層があると考え、13を神聖な数字として崇めて活用してきたのです。

 

そのほかにも、地球を回る月の公転周期が13回であったり、

女性の月経が1年間で13回あったりするように、

13は宇宙の定数を表す崇高な数字でもあります。

 

もう1つのサイクルの数字は20です。

 

マヤ文明では、20進法の「数詞」に合わせて「20進記数法」が用いられていました。

 

20という数字は人体ともリンクしています。

 

たとえば手足の指の数が合計20であったり、タンパク質を構成するアミノ酸の主要素が20種類であったり、

DNAの細胞を表す数が20であったりと、人間の身体には、20を基本とする数字が多いのです。

 

このような観点から見ても、13と20から構成される260のツォルキンのサイクルは、

自然の流れや人体と調和した宇宙の法則に即した暦であることが分かります。

 

つまり、20は「生命の定数」としてそれぞれが持つ特有の性質や傾向を表しており、

13は「宇宙の定数」として、エネルギーレベルに関連した事象を多く表しているのです。

 

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現代の暦は自然のサイクルから外れている?

 

さて、一方、現代に生きる私たちは、宇宙のサイクルではなく、

文明化された社会の中で、「グレゴリオ暦」という時間を生きています。

 

グレゴリオ暦は、ローマ時代に作られた「ユリウス暦」を改良して1582年から使われるようになった暦で、

誰もが知るとおり1年が365日で12ヶ月、1日が24時間、1時間が60分、1分が60秒で構成されています。

 

つまり、私たちは「12」と「60」という周期のリズムで生活しているのです。

 

グレゴリオ暦では閏年などを設けて毎年ズレが生じないようにし、

経済活動やビジネス社会が滞りなく回るようになっています。

 

しかし、そういった経済至上主義、資本主義に即した近代の人間は、

どんどん山を切り開き、電気やガスなどのエネルギーを使って開発を進めるうちに、

宇宙の音を聞き自然の声に従って生きることをやめてしまいました。

 

その結果、ここ100年の間で、世界レベルで自然体系が崩れ環境破壊が進んでしまいました。

 

現代社会の先進国や都会では自然から離れた生活を強いられ、

自律神経のバランスが乱れたり、アレルギーやメンタルの疾患を発症したりする人も増えています。

 

だからこそ、現代に生きる私たちにとって、今、

マヤ暦の叡智を取り入れることは、自分らしさを取り戻せる手段とも言えるのです。

 

さらには、このツォルキンを意識して生きることで宇宙意識とつながると、

日々の生活の中にシンクロニシティ (幸運の引き寄せ)が起こり、

自分の願いが次々と叶いはじめるのです。

 

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「ツォルキンを意識して生きる」とは、具体的にどういうことなのか…?

 

詳しくは、私の講座やセミナーでもお教えしていますので、

 

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次回は、このツォルキンを構成する20のサイクルにも通じる

「20の紋章」について解説していきますビックリマークお楽しみに。

 

いつもありがとう。

愛と感謝を込めて

 

MASAYUKI

 

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