KIN、20の紋章、銀河の音13の数字に宇宙を感じてみる
私たちの運命を照らし導いてくれるマヤ暦の“数字”には マヤの時代の神秘や不思議がたくさん詰まっています。
マヤ暦占星術では、数字がすべてを物語る
こんにちは!
マヤ暦占星術師、マヤ暦ソウルナビゲーター、マヤ暦恋愛セラピストのMASAYUKIです。
これまで数回にわたって、
マヤ暦、そしてマヤ暦占星術についての大まかな概要をご説明してきました。
皆さんもすでにこの時点で、ご自身のKINや紋章をチェック済みのはずです。
そして、ご自身が持って生まれてきた特性や才能、キャラクターを確認しながら、今後、どのようにそれらをこの世界に実際に活かしてゆくべきかなど改めて、自分のこれまでとこれからの生き方を見つめ直す機会を持たれたのではないでしょうか?
さて、今回のテーマはマヤ暦を構成する“数字”について、着目してみたいと思います。
マヤ暦占星術であなたの運命をナビゲートしてくれるのは、
太陽の紋章とウェイブ・スペルの2つの紋章ですが、
その前に、すべての鍵になるのは、その紋章を出すにあたって生年月日から導き出されたKINナンバーです。
たとえば、西洋占星術・ホロスコープでは
乙女座や水瓶座、射手座などお馴染の12の星座が、
いわゆるあなたの“星”となっていますね。
マヤ暦占星術においては、
あなたのKINの数字が“魂のナンバー”となります。
つまり、数字そのものがあなたの星を表し、
数字があなたのすべてを物語っているのです。
私たちの運命を照らし導いてくれるマヤ暦の“数字”には
マヤの時代の神秘や不思議がたくさん詰まっています。
かつて、マヤの神官たちは、ツォルキンの暦を使って政治を司ったり、未来を予知したり、祀りごとや占星術を行っていました。
つまり、もともとは、個人ひとりの運命を占うものというよりは、
神事として国や民人たちの行く末を占うための壮大な政策の指針であり、かつ、神聖な秘儀でもあったのです。
幸運なことに、今の時代の私たちにもその智慧が受け継がれています。
また、天文学に秀でていた彼らの知識が暦にも活かされていることから私たちは、マヤ暦を使うことで悠久の宇宙の時の流れを感じながら生きることも可能になるのです。
マヤ暦において13は神聖な数字
それではまず、マヤの暦にひとつのパターンとして使われている数字を見てみましょう。
マヤ文明で使われていた暦、ツォルキンは
古代マヤの神官が使用していた神聖な暦であることから「神聖暦」と呼ばれ、
「13日×20のサイクル=260日周期の暦」であることはすでにお伝えしました。
私たちは今、当然のように1年を365日とするカレンダーを使用していますが
現在も、マヤの子孫と呼ばれる人々やメソアメリカ(メキシコ及び中央アメリカ北西部)地域では、260日のツォルキン暦を使用している部族もいるそうです。
では、260日というサイクルには、
どのようなパワーが秘められているのでしょうか?
まず、260日を構成する「13」という数字を見てみましょう。
一般的には、13という数字は、あまりいいイメージは持たれていないのではないでしょうか?
たとえば、「13日の金曜日」などとしても知られているように、
特に西洋において、13は忌み数と見なされていたり、
不吉な数字として避けられてきました。
けれども、マヤの人々は違いました。
彼らは、天上には13の層があると考えていて、
13を神聖な数字として崇めていたのです。
また、天体の動きを見ても、地球を回る月の公転周期が13回であったり、 女性の月経が1年間で13回あったりするように、彼らにとって、 13とは宇宙の定数を表す崇高な数字でもあったのです。
生命を表す20という数字の神秘
それでは、次にもうひとつのサイクルである20という数字を見てみましょう。
基本的に、マヤ文明では20進法の「数詞(数を表す語)」に合わせて「20進記数法(20になると桁が繰り上がる数え方)」が用いられていました。
つまり、20という数字が何かをカウントする際のひとつの基準になっていたのです。
また、20という数字は人体ともリンクしています。
たとえば、手足の指の数が合計で20本あったり、
タンパク質を構成するアミノ酸の主要要素が20種類であったり、
DNAの細胞を表す数が20であったりと、
不思議なことに人間の身体には20を基本とする数字が多いのです。
このような点から考えてみると
13と20から構成される260のツォルキンのサイクルは、
自然の流れや人体と調和した宇宙の法則に即した暦であることがわかります。
つまり、20は「生命の定数」として、それぞれが持つ特有の性質や傾向を表しており、13は「宇宙の定数」として、エネルギーレベルに関連したものを多く表しているのです。
一方で私たちは今、文明化された社会の中で「グレゴリオ暦」という時間を生きています。
1年が365日で12カ月、1日が24時間、1時間が60分、1分が60秒という数字からもわかるように12と60という周期の中で生活しているのです。
この現代の暦は、資本主義経済に即した暦でもあるために、
特にここ100年の間で自然体系が崩れ、環境破壊も進んだことから
私たち人間がもともと持っていた自然のリズムも崩れてきているのです。
だからこそ、現代に生きる私たちにとって、
今、マヤ暦の叡智を取り入れることは、
自分らしさを取り戻せる手段であるとも言えるのです。
あなたにも、マヤ暦の時間の中で本当の自分を生きて欲しい!
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